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2022.11.29

世界各国のキャビア事情

チョウザメの生息地として黒海、カスピ海、アムール川が有名です。この地域にあるイランとロシアが世界のキャビア生産を牽引していました。

しかし、世界中で乱獲が行われ、1975年7月にワシントン条約が制定されました。ワシントン条約は、国際取引を通じて過度な捕獲により絶滅寸前種の保護を目的としたものです。これにより、チョウザメ全種は、全てワシントン条約の保護種の対象となり、天然キャビアの国際取引が禁じられることになりました。

そのため世界中で養殖が盛んに行われるようになりました。

今回は世界各国のキャビア事情についてご説明致します。

 


日本のキャビア


日本でチョウザメの養殖は1983年にソ連から養殖技術の提供を受けスタートしました。2013年にキャビアが販売出来る段階になり、いまでは香川県をはじめ多くの県で養殖されています。

日本産キャビアは生産量こそ多くありませんが、塩分量を低く抑える製法でキャビアの品質に関しては世界中から評価されています。国際線ファーストクラスの食事にも採用されています。

 

イランのキャビア


イランでは古くからキャビアの生産を行っています。現在は漁獲量が非常に厳しく制限をされているため量は少ないですが、天然物のキャビアは高級品として根強い人気があります。

 

トルコのキャビア


キャビアの名前の由来になったトルコ。かつて黒海周辺に6種のチョウザメが生息していましたが、乱獲により現在は3種にまで減少。そのためチョウザメの養殖が始まりました。現在ではヨーロッパやアメリカに輸出されています。トルコのキャビアはアンチエイジングの栄養素が多く含まれているとのことで、化粧品やクリームなどにも加工されているそうです。

 

フランスのキャビア


世界三大珍味のフォアグラとトリュフはフランス産として有名ですが、キャビアは輸入に頼ってきました。しかし2000年以降にフランス南西部でチョウザメの養殖が始まりました。フランス産のキャビアは添加物を極力加えないため、賞味期限が短いのが特徴です。塩分濃度も低くされています。

 

まとめ


世界各国のキャビア事情についてご説明致しました。


GINZA TOKYO取扱のキャビアは、香川県引田の清らかな地下水で育てたチョウザメから採れる潤い豊かなキャビア。厳選した岩塩を低塩分でブレンドした逸品です。グレー系の粒々で雑味のない、クリーミーな味わいが特徴でクセが無く、バランスの良い味わいはどんなジャンルの料理にも合います。


岩塩塩分3%未満、非加熱で特殊冷凍保存により、鮮度が高く素材本来の味を凝縮した瀬戸内生まれの国産ピュアキャビアを皆様の食卓までお届けします。

ぜひご賞味ください。


 

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