キャビアは、チョウザメの卵の塩漬けのことです。世界各地で高級品と分類され、重宝されています。味の濃厚さ、口当たりの滑らかさから世界三大珍味の一つとされているのは、既にご存じかと思います。

しかし、キャビアそのものに関する知識として、一般の方々に広く知れ渡っているかというと、まだまだ周知されていない部分があるのが現状です。

今回はキャビアの中でも人気のある「ベステル」について、ご説明致します。

 



 

ベステルチョウザメについて

ベステルチョウザメは、チョウザメの中で最も大きく最高級品種のベルーガ（オオチョウザメ）の雌と貴重なコチョウザメの雄の交配種です。自然界にいるチョウザメ類を保護するために、誕生しました。日本には1980年頃導入。白い鱗甲と黒い体色のコントラストが美しいチョウザメです。

体長は1ｍ以上。夏場の高水温に気を付けねばならず、繊細で飼育難易度は非常に高いと言えます。

ベステルチョウザメは身も食べることができ、白身でくせがないことが特徴。ほどよく繊維質で、うま味と脂のりがあります。ムニエルでも、オイルでソテーしてもおいしいです。

日本でも人気が高く、業界の注目を集めています。

 

ベステルキャビア

GINZA TOKYO取扱のベステルキャビアはグレー系の粒々で雑味のない、クリーミーな味わいが特徴。フルーツのような芳醇な香りも堪能できます。

非加熱、無添加、塩分濃度3%未満の自慢の逸品です。採卵後から加工するまでの時間管理、特殊瞬間冷凍技術を確立し、ガラスの瓶詰めにこだわっています。アメリカとヨーロッパ両方のHACPP認証を取得。チョウザメ一尾一尾をデータ管理し、細部にまで徹底的にこだわり抜きました。

口に含むとプチプチの食感とクリーミーさを存分に味わえます。キャビアのお供とするお酒ですが、洋酒はもとより日本酒、焼酎なども合います。

 

まとめ

今回は国内で人気が高まっているベステルキャビアについてご説明しました。くせが無く、バランスの良い味わいはどんなジャンルの料理にも合います。至高の香りと余韻に浸りたい方は、ぜひご賞味ください。