実はキャビアが高級食材であるのにはここに理由があります。
今回はチョウザメからキャビアが採れるまでの一般的な流れなどをご紹介いたします。
チョウザメの飼育について
まず、チョウザメは飼育難易度が比較的高い魚です。天然のチョウザメの寿命は50年以上と長生きですが、人工飼育下ではそこまで生きれません。また水温の変化にも敏感で適温は20度前後。夏場は水槽用クーラーが必須なうえ、水替えもこまめに行う必要があります。
また、キャビアが採取できるようになるまで早くて10年前後かかります。徹底した温度管理ができる水槽で、長い時間をかけてチョウザメの成長を見守る。これは簡単なことではありません。
飼育方法
チョウザメは平均すると体長2~3m前後に成長する大型魚です。体長に見合った大きな水槽を用意し、温度、水質、水の循環、エアレーション等を適切に管理し飼育します。エサはペレット状飼料でも飼育可能です。
ふ化後は2ヶ月程度で体長が10cm程度となり体調が安定します。しかし、チョウザメは鼻を水上に出しながら泳ぐ独特な立ち泳ぎを行うので、飛び出して亡くなる事故も多く、常に注意が必要です。
採卵について
採卵は10年前後飼育した雌のチョウザメのお腹を開いて行います。卵はぎっしりと詰まっており、魚体重10kgの場合約1キロを採取できます。卵巣から、血や卵膜などの不純物を取り除き、一粒一粒ほぐれるようにこしていきます。
GINZA TOKYOでは、岩塩塩分3%未満、非加熱で特殊冷凍保存により、鮮度が高く素材本来の味を凝縮した瀬戸内生まれの国産ピュアキャビアを皆様の食卓までお届けします。
まとめ
チョウザメからキャビアが採れるまでの一般的な流れなどをご紹介しました。
GINZA TOKYO取扱のキャビアは、香川県引田の清らかな地下水で育てたチョウザメから採れる潤い豊かなキャビアで、厳選した岩塩を低塩分でブレンドした逸品。グレー系の粒々で雑味のない、クリーミーな味わいが特徴です。クセが無く、バランスの良い味わいはどんなジャンルの料理にも合います。
ぜひご賞味ください。