こんにちは。
まだまだ暑い日が続いておりますが、
お盆も終わり夏から秋へと徐々に変わりつつありますね。
今回はもなか皮についてのコラムです。
おまかせ もなか を開発中、あんこ・抹茶パウダーと同様にたくさんの もなか皮 を食べて研究しました。
そして、GINZA TOKYO は東京下町にある もなか皮専業 の老舗に辿り着きました。
もなか皮 の原料は餅米です。
餅米から餅を作り、この餅片を型に入れて焼き上げます。
近年では職人の人手不足や、生産の機械化・合理化の流れの中で従来の製法を続けて維持していくことは困難になってきています。
機械化の容易さから延し餅を使用しない流し餅製法や冷蔵餅製法などの簡易な方法が生まれてきましたが、GINZA TOKYO で製造をお願いしている老舗メーカー様は生粉・生餅にこだわる伝統製法を守り続けています。
そして、もなかの形状・あんこの糖度などにより、皮に求められる品質も変わってきます。
GINZA TOKYO の もなか皮 はつくりたてのサクサク食感を損なわないため、様々な調整を行い風味豊かな皮をそのままお客様にお届けすることを第一に考えています。
個包装の袋に入れたとしても もなか皮 はすぐに湿気てしまいがちですが、老舗メーカー様との共同作業により、袋に最新技術を用いた工夫を施し、より長くつくりたての食感を楽しんでいただけるようになっています。
今度 もなか を食べる際、皮だけを一口食べてみてください。
色々食べていくうちに もなか皮 にも驚くほどの違いが感じられると思います。
最近では日本料理に留まらず、フランス料理でも もなか皮 を使った創作メニューなどが SNS や雑誌で見かけるようになりました。
もなか皮はお菓子という枠を超えた多様性のある食材なのかもしれません。
今回はもなか皮についてふれました。
和菓子の奥深さに敬意を表し、日本の古き良き伝統菓子がいつまでも愛されますように。
本日も良い1日をお過ごしください。
商品ページ
https://shops.ginzatokyo-ec.com/collections/ginza-tokyo-%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%8B%E3%81%9B-%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8B
※写真の作業風景は昔の職人がいた頃のもので、現在この作業は機械化されており、職人が包丁で餅を切る作業はしていません。